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2014年9月15日月曜日

SIWA | 紙和 特集 Vol.2 プロデューサー 一瀬愛さん インタビュー

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古くから紙の製造を行っている株式会社大直。
今回は大直が立ち上げたブランド「SIWA」のプロデューサーである
一瀬 愛さんにブランド誕生秘話や、
今後の展望など、色々お話を伺いました。


1974年の設立以来、障子紙の製造・販売をしている大直。
それとは別に、テーブルウェアやステーショナリーなど、
和紙を使って様々なジャンルのアイテムを多数提案してます。
障子紙とは異なるアプローチをしたのには、どのような経緯があったのでしょうか。

一瀬さん:
「昔は住宅の建材(障子)や、筆記紙として多くの方々に使われていた和紙ですが、
 年々ライフスタイルの変化により需要は少なくなってきています。
 私たちの産地では手漉き和紙の職人も減ってしまい、今はこの地区では1人しかいません。

 そこで私たちは伝統に沿うだけでなく、
 これまでの和紙の用途やイメージとは異なる新しい何を提案できないかと考えました。
 
 マンゴーや麻などを使って、表情のある特殊紙を作ったり、
 “めでたや”という和雑貨のお店を立ち上げるなど、
 現代のお客様のニーズに応えられるものを提案しようと考えました。」



“めでたや”は百貨店などでディスプレイの装飾として置かれたり、
一般のご家庭でも正月の置物として使われています。
しかし、一瀬さんの中でもう1つの思いがあったそうです。


一瀬さん:
「“めでたや”の商品はご年配の方に特に需要が高いブランドなのですが、
 私たちの世代(20代〜30代)を含めて幅広い年齢層で使えるものを提案したいと思いました。
 また、めでたやのブランドは日本の歳時記がテーマですから、
 日本の風習を知らない海外への輸出がしにくい点があります。

 
 “年齢も性別も問わず幅広い層で使えるもの”と、
 “海外にも提案できるものを作る”という2つの思いから、
 SIWAのプロジェクトがスタートしました。」



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��写真左:WEBスタッフ ホンマ / 写真右:SIWAプロデューサー 一瀬愛さん)

SIWAは、世界的に活躍しているデザイナーで、
山梨県出身の深澤直人さんとの共同開発で誕生しました。
深澤さんに依頼をしたきっかけ、
そして「SIWA」が誕生するまでの話を聞かせていただきました。

一瀬さん:
「めでたやのアイテムは社内のデザイナーを起用しているのですが、
 和テイストが得意な人を採用していることもあり
 新しいものを提案しようとしても、和紙というイメージを超えた
 全く新しいものというのが生まれなかったんです。

 SIWAは"障子が毎日そこにあったように、毎日使える和紙のアイテム"という
 コンセプトで企画をスタートさせたので、
 現代のくらしに沿ったライフスタイル製品、
 海外への輸出も視野に入れていたので、そういった経験のある方、
 和紙の素材を活かしたミニマムなデザインで幅広い年齢層で使えるもの、
 男性女性問わず使えるものが提案できる方・・・など
 色々考えたときに、その条件にマッチしたのが、深澤さんだったんです。」



こうして、大直と深澤直人さんの共同開発プロジェクトがスタート。
SIWAの素材には「ナオロン」という特殊紙が使われていますが、
この素材を使うに至った経緯は何だったのでしょう。


一瀬さん:
「共同開発を進めていく中で、
 深澤さんに色々な紙素材を見ていただいて、、
 何が出来るかを考えていただきました。
 その紙素材の中の1つにナオロンがあったんです。
 
 ナオロンは破れにくい障子紙を作るために開発したもので、とても強度があります。
 ですが、一度シワが付くと取れにくいというデメリットもあったんです。
 深澤さんに提案する中でその点も注意事項として伝えました。

 その1ヵ月後にあった深澤さんからのプレゼンテーションは、
 ナオロンのデメリットである「シワ」を生かした製品が提案されたんです。」


プレゼンテーションでは、和紙を使った生活雑貨のイメージ写真が
1冊の本になって手渡されたのだそうです。
生活空間にスッキリと溶け込んだ、ナオロンを素材にした様々な製品を見て
「こんな素敵なものが作られるのなら、是非やりたい!」と思い、
SIWAの製品化が進められました。

一瀬さんに、素材に使われている
「ソフトナオロン」「RPFナオロン」について
教えていただきました。

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こちらが、「ソフトナオロン」の原料となる
木材パルプとポリオレフィン。
木材パルプは板状になっていますが、水に付けると繊維に戻ります。

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こちらが「RPFナオロン」の原料であるポリエステル。
使用済みのペットボトルや繊維製品をリサイクルしたものです。

ナオロンはこれらの素材を水で溶かし、和紙漉きの製法で作られます。

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実際に完成したナオロンがこちら。(※ 写真はいずれもソフトナオロンです)
最初は真っ白な障子紙ですが、機械で色を吹き付けることで
様々な色のナオロンが完成します。

十分な強度があり、刻まれるシワが味わい深いナオロン。
しかし、ちょっとした苦労もあるのだそうです。


一瀬さん:
「ナオロンは、素材を水で溶かして、和紙漉きの製法で作られています。
 万が一、この素材の混ざり具合が甘かったりするだけで、
 吹き付けで色をつけたときにムラが生じてしまいます。
 色付けの前は、真っ白な障子紙なので、
 色がついて初めて混ざり具合の甘さなどがわかるので、
 まれにナオロンが完成しても製品に使えないものも出てきてしまうんです。
 
 皆さんにムラのないものをお使いいただくため、
 チェックは入念に行っています。」



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障子紙という古来から伝わる素材を、
幅広い年齢層で使えて、生活がちょっと豊かになるものにする。
そんな思いから、2008年に誕生した「SIWA」。
今では国内に留まらず、国外にも輸出され高く評価されています。

そんなSIWAの今後の展望をお話いただきました。

一瀬さん:
「SIWAがスタートして、6年が経ちました。
 当初は深澤さんからアイテムの提案をいただいていましたが、
 最近では、お客様からのご意見なども参考にさせていただきながら、
 社内でもアイテムの提案をしています。
 

 3年目くらいから、"障子紙の可能性"を広げることと、
 自分たちの技術でどんなものが作れるのかを探求しています。
 そこで得たものが他の企業とのマッチングだったんです。

 例えば、SIWAで帽子を作ったときは、
 専門的な技術と知識のある帽子屋さんの協力があって実現しました。

 これからもSIWA本来の魅力を生かしつつ、
 色々な人や技術が組み合わさって、
 今の時代に合った新しい何かを提案できればと考えています。」



最後に笑顔で
「色々新しいことをやるのは怖いことですが、自分がいいと思ったことはやっていきたいです。」
と話してくれたのが印象的でした。
これからのSIWAの展開がますます楽しみです。


次回は、縫製工場を見学させていただいた時の様子をご紹介します。


■バックナンバー
VOL.1 山梨県市川大門に行ってきました。


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>> SIWAのアイテムについてはこちら


2014年9月6日土曜日

SIWA | 紙和 特集 Vol.1 山梨県市川大門に行ってきました。

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こんにちは、副店長のミヤハラです。
猛暑が続く8月、山梨県にある市川大門という所まで足を運んできました。

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この地域は、今から千年以上も昔の平安時代から、和紙作りが盛んに行われてきました。
江戸時代には、徳川家の御用紙として幕府に献上されていたそうです。
現在も、障子紙の分野で全国シェア40%を誇ります。

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そんな土地で、古くから紙の製造を行っている株式会社大直。
「現代の生活に合った和紙製品を作りたい」という想いから「 SIWA | 紙和 」というブランドを始めました。

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このシリーズには、大直が開発した耐久性に優れ、水にも強い『ナオロン』という特殊な和紙が使われています。
ナオロンには、シワが付くと取れないという特性がありますが、
それを逆に利用し、くしゃくしゃとした風合いが特徴のアイテムたちが生み出されました。
デザインは、山梨県出身の工業デザイナー深澤直人氏が監修しています。

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今回、SIWAのプロデューサーである一瀬さんに、ブランドの誕生秘話や
今後の展望など色々とお話を伺い、実際の製造過程を見学させてもらいました。

どんな工程を経て、どのような人たちの手で作られているかを、
隔週で2回に分けてご紹介いたしますのでご覧いただけると幸いです。

SIWAのアイテムはこちらからご覧いただけます。

2014年6月16日月曜日

フィンランドトリップ2014 Vol.6 美味しいものランキング

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こんにちは、店長のヒグマです。
フィンランドブログも今回で最終回です。
 
最後はフィンランドの食べ物についてということで、
ヘルシンキで食べたものをランキング形式でご紹介します!

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第3位 "soppakatio"のシーフードスープ
ハカニエミマーケット内にある人気スープ店。
野菜とシーフードのうまみが凝縮されたスープが、
大きめのボウルにたっぷり入って出てきますが、
美味しいのでペロリと食べてしまいました。
ちなみに、ムーミンの作者トーベさんも通っていたらしいです。


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第2位 "ZETOR"のサーモンスープ
中央駅やストックマンの近くにある内装が面白いレストラン。
カジュアルにフィンランド料理が楽しめて、どれを食べても外れがないです。
ちなみに、ボリューム多めなので、頼みすぎに注意です!


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第1位 "cafe regatta"のシナモンロール
バルト海へと続くヘルンシンキ湾のほとりにたたずむカフェ。
朝早い時間にいったにもかかわらず、地元の人たちで賑わっていました。
 
コーヒーを飲みながら温まっていると、
焼きたての香ばしい香りで登場したシナモンロール。
外はパリッと中はモチモチしていて、
口の中にいれると、シナモンの香りがいっぱいに広がります。
砂糖の甘さとシナモンのスパイシーさのバランスが絶妙で、
いままで食べたシナモンロールの中で、一番の美味しさでした!
 

というわけで、今回の旅で一番美味しかったのは、
「cafe regattaのシナモンロール」が堂々の第1位でした!



その他にも、いろいろ食べ歩いたものをご紹介。

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"ravintola sea horse"のミートボール
タツノオトシゴがトレードマークの老舗レストラン。
ミートボールの肉々しい感じが自分にはとっても好みでした。
出てきたカトラリーはiittalaのチッテリオ。この使い込んだ感じがいい味を出してますね。


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"kahvila suomi"
いわずもがな、映画「かもめ食堂」の舞台になったお店です。
食堂として地元の人に愛されているだけあって、リーズナブルで家庭的な味でした。


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"sushibar+wine"のお寿司
フィンランドでは日本ブーム?のようで、いたるところにスシバーがありました。
あまり期待しないで入ったのですが、出てきたお寿司は意外にちゃんとしていました。
(値段は1貫5-9ユーロと全然可愛くないんですけどね、、、)
 
ちなみに、こちらのお店では、marimekkoの食器や白山陶器のG型醤油差しを使っていたりと、
和と洋がうまく混ざり合って、とっても洒落てましたよ。
ワインを飲みながらお寿司をつまむなんて、なかなか粋ですよね。



そんな感じで、今回のフィンランド旅行記もこちらで終了です。

フィンランドに行きたいなぁと思っている人、これから行く人に、
少しでもなにかしらお伝えできたり、楽しんでいただけたなら嬉しいです。
これまでお付き合いいただきありがとうございました!
 
ブログを書いていたら、フィンランドまた行きたくなってきました。

フリーデザイン 樋熊敏亨


■フィンランド トリップ2014 インデックス
VOL.1 フィンランドへ行ってきました!
VOL.2 ARABIAの食器ができるまで
VOL.3 マリメッコ本社編
VoL.4 ヴィンテージ買い付け編
VoL.5 フィンランドのコーヒー事情

2014年5月31日土曜日

フィンランドトリップ2014 Vol.5 フィンランドのコーヒー事情編

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こんにちは、副店長のミヤハラです。
フィンランド旅行記Vol.5は「コーヒー」についてです。

コーヒー消費量世界一と言われているフィンランド。
一人あたり平均して、毎日4~5杯のコーヒーを飲むそうです。
仕事の合間に必ずコーヒー休憩を設けて、一息付くという習慣があるくらい
フィンランド人の生活に欠かせない物となっています。

そんなフィンランドのコーヒー文化を学ぶべく、買い付けの合間にカフェやコーヒーショップを
巡ってきたのでいくつかご紹介します。

■Cafe Aalto(カフェ アアルト)
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まず最初に訪れたのが、アカデミア書店2階のある、巨匠アルヴァ・アアルトの名前のついたカフェ。
映画「かもめ食堂」でサチエがミドリと出逢い、ガッチャマンを歌う場面に登場します。


■Robert's Coffee(ロバーツコーヒー)
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フィンランドで親しまれている大手コーヒーショップ。フィンランド国内に40店舗以上あるため
あちこちで見かけましたよ!日本にも一昨年、福岡県にオープンしました。

��ロバーツコーヒーのアイテムはこちらです。


■Good Life Coffee(グッドライフコーヒー)
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ハカニエミ駅から歩いて10分ほどの場所にあるコーヒーショップ。
落ち着いた雰囲気の店内には、さりげなくアルテックのスツールが沢山ありました。
KAHVI(フィンランド語でコーヒー)を頼むとエアロプレスで一杯づつ丁寧に淹れてくれました。


■Made in Kallio(メイド・イン・カッリオ)
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セレクトショップが併設されているカフェ。現地のクリエイターやカメラマンなどに
人気があるオシャレなお店です。店内が満席だったので、外でコーヒーを堪能。


■Cafe Regatta(カフェ レガッタ)
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ヘルシンキ市民に愛される名物カフェ。ヘルシンキ湾沿岸沿いに建てられた赤い木造の小屋は
築100年以上!ここのシナモンロールは絶品でしたよ。この店は、コーヒーをおかわりするごとに
5セントずつ戻ってくるという少し変わったサービスもあります(笑)


■CAFE URSULA(カフェ ウルスラ)
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カイヴォプイスト公園近くにある海に面したカフェ。こちらも「かもめ食堂」のワンシーンでも登場しています。
朝早かったにも関わらずお客さんが多くて、地元の人にも愛されている素敵なカフェでした。

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また、いろんなショップで日本を代表するコーヒーアイテム「HARIO V60シリーズ」を見かけました!
海外でも人気が高いと聞いていましたが本当のようですね。
日本のアイテムが他の国でも使われているところを見ると、嬉しい気持ちになります。

��HARIOのアイテムはこちらです。

フィンランドのどこかゆったりとした雰囲気は、日常生活の中でリラックスする時間を大事だと捉えているから。
そんな時間に、コーヒーが大きな役割を担っているんだなと感じました。
自分も毎朝コーヒーを淹れますが、そんな時間を今までよりもっと大事にしていこうと思います。

次回は、いよいよ最後になりますがフィンランドの「食」についてです。
お楽しみに!

■フィンランド トリップ2014 インデックス
VOL.1 フィンランドへ行ってきました!
VOL.2 ARABIAの食器ができるまで
VOL.3 マリメッコ本社編
VoL.4 ヴィンテージ買い付け編

2014年5月22日木曜日

フィンランドトリップ2014 Vol.4 ヴィンテージ買い付け編

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こんにちは、店長の樋熊です。
フィンランド旅行記も後半戦VOL.4まできました。
 

オンラインショップでは取り扱いがありませんが、
吉祥寺の店舗では、アラビアやリサラーソンなどの
ヴィンテージアイテムも取り扱っています。
 
今回の旅の目的の一つはなんといっても、
ヴィンテージアイテムの買い付けです!
ゴールデンウィークに行う北欧マーケットにあわせて、
副店長の宮原君と「たくさん買い付けするぞ!」と
意気込んでフィンランドにやってきました。

アラビアは、100年以上の歴史がある、
フィンランドでずっと親しまれている陶磁器メーカーです。
日本ではわりと高級品のカテゴリーになると思いますが、
本国フィンランドではどの家庭でも使われているくらい、一般に浸透しています。

ふと入ったカフェのカップも、レストランのディナーで出てくるプレートも
アラビアが使われていたなんてことも!
いろいろなところでお目にかかることが出来ます。


さて、今回の買い付けですが、
ヒエタラハティのアンティークマーケットは、フードマーケットに変わってしまい、
この時期(4月)は蚤の市もほとんどやっていないということで、
有名どころから名前の知られていないところまで、アンティークショップを巡ってみました。
 
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日本でも名前が知られているような有名なアンティークショップには、
いいものはたくさんありますが、値段が日本と同じか、下手すると日本よりも高いなんてことも!
そういうお店では買い付けはあまり出来ませんでしたが、
あまりお目にかかることがないようなレアものなんかを見ることが出来て、
勉強になりました。やっぱり本場は違いますね。
 
2日間の間に15件くらいかな?いろいろなお店を回りました。
というわけでこんなに買いましたよ!

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��こちらは4/16-5/11の「北欧マーケット」で販売しました!
 おかげさまで売り切れたアイテムが多数ですが、一部まだ残っているものもございます!) 

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買いつけた大量のヴィンテージアイテムを送るものと持ち帰るものにわけて、
まずは割れないように梱包します。実は、この作業が結構大変なんですよね、、、
一日動き回った後に、夜のホテルで深夜まで黙々とプチプチを巻いて、
割れないようにダンボールにつめての繰り返し、、、なんとか、気合いで乗り切ります!
 
そんな感じで準備も終わり最終日。
駅の近くのPOSTI(フィンランドの郵便局)に持って行くと、、、

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なんと、イースターで休み!!!!
イースターなんてまったく頭になかったので、予想外すぎて呆然としてしまいました。
 
とりあえず、ヘルシンキで一番大きなPOSTIが閉まってるということは、
荷物が送れないということなので、急遽手荷物に入れ替えたりして、
いろいろありましたが、なんとか無事に買ったもの全て持ち帰ることが出来ました!!

その時は大変でしたが、帰ってきてみるといい笑い話になりました(笑)
そんなハプニングも旅の醍醐味ですよね!

次回はフィンランドのコーヒー事情をお届けします!
 
■フィンランド トリップ2014 インデックス
VOL.1 フィンランドへ行ってきました!
VOL.2 ARABIAの食器ができるまで
VOL.3 マリメッコ本社編

2014年5月19日月曜日

フィンランドトリップ2014 Vol.3 マリメッコ本社編

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こんにちは、副店長のミヤハラです。
ヘルシンキ3日目は、楽しみにしていたプランの一つ、マリメッコ本社へ向かいます。

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場所は、ヘルシンキ郊外にあり、近くまで地下鉄を利用します。
フィンランドの地下鉄は、ポットでお馴染みのアンティ・ヌルメスニエミのデザインによる
色鮮やかなオレンジ色。世界で最北にある地下鉄だそうですよ。

ヘルシンキ中央駅から、Herttoniemi(ヘルットニエミ)という駅で下車し、歩いて約10分程で到着です!


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マリメッコ本社には、大規模なファクトリーショップが併設されています。
店内には、OUTLET品や廃盤品などがズラリと並んでいました。
テキスタイルなども豊富に揃っていて、端切れも量り売りで購入ができたりします。

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一通り買い物をすませたら、ショップと同じフロアの一角にある社員食堂「Maritori(マリトリ)」へ。
食器やテーブルクロスなどが、全てマリメッコ!テンションがあがります!!

マリメッコで働く人たちにまぎれて、自分で好きな食器を選び、食べたいものを盛り付けていきます。

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マリメッコが好きな人にとっては夢のような空間ですね。
こちらは、一般開放されていて、誰でも利用ができますので、訪れた際は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

■フィンランド トリップ2014 インデックス
VOL.1 フィンランドへ行ってきました!
VOL.2 ARABIAの食器ができるまで

次回は、フィンランドでのヴィンテージ買い付けの様子をご紹介します!
お楽しみに!