ー 迎えてくれたのは、心地よい空間 ー
ムーミンバレーパーク手前に広がるのは、” メッツァ” という大自然の広場。 贅沢な余白が広がる敷地には、大きな湖に、北欧デザインの椅子やベンチなどが置かれ、 ここは日本なのか...と思うほど、ゆったりとした時間が流れていました。 「なにここ、最高。」 到着1分で思わず呟いてしまうほど。 なんというか ... 目に入る全てが可愛いのです。 緑たっぷりな自然の中に、アクセントのように置かれた北欧カラーの建具たち。 ゲストは寝転んだり、ベンチの上で本を読んでいたりと、そこはまさにヒュッゲ。 寝転んで見たいつもと同じ空だって、 「あれ、ここは日本だっけ ... ?」と錯覚してしまうほど。(2回目) 湖を眺めながら食事ができるレストランでは、やはりARABIAの食器が使われていました。 (毎日見てるはずなのに、何度見ても可愛い ...)
ー 惹きこまれた北欧の世界 ー
季節を感じられる飾りつけに心躍り、ところどころにあるムーミンの物語を感じながら歩く時間もまた至福。 「テーマパーク」と聞くと、ついつい賑やかな遊園地を思い浮かべてしまいますが、 ここへきて感じたことは、テーマが体現できた場所こそが「テーマパーク」なのだということ。 ムーミンが生まれた北欧、フィンランド。 ムーミン谷の仲間たちがひょっこり出てきそうな自然豊かな場所は、まさにフィンランドのようなゆったりとした時間が流れていました。 私のように、ふらりと来園した者でも、その世界観に惹きこまれ、気づけばムーミンの世界にどっぷりと浸かることになるでしょう。 物語はもちろん、キャラクターの特徴や全体の色使いにも目が行き、作者トーベヤンソンの世界に見事にはまっていったというわけです。
ー 暮らしの中に ー
さて、ムーミンバレーパーク敷地内のことについては、いつかの楽しみにとっておいてもらいたいので、ここまでとしますね。 ただ本当に、行ってみて感じたゆったりとした時間はなんとも言い表せず。 まさかな世の中が待っていた2020年。 コロナ禍で、自分でも気づかないうちに少し疲れていたこともあるのかもしれません。 少しの気分転換と、自然に触れることの大切さに改めて気づ くことができた休日でした。 北欧のような時間の過ごし方、そして改めて感じる北欧デザインの素晴らしさは、日々暮らしていく中で、やはり取り入れていきたい文化だと感じました。 この日から、もちろんムーミンファンになったのは言うまでもありませんね。 staff:木下