2016年5月31日火曜日
フィンランドトリップ 2016 Vol.03 アアルトデザインを訪ねて -自邸編-
前回のアトリエに続いて、アアルトが生前に住んでいた自邸を見学しました。
アトリエからは、歩いて約5分くらいのところに位置します。
こちらの自邸は、1936年にアアルト自身が妻のアイノ・アアルトと共に設計し建てられました。
その後、約40年間をここで暮らしています。
フィンランドを代表する建築家なので、
敷地がすごく広い大豪邸に住んでいるのかな というイメージでしたが、
実際に訪れてみるとコンパクトですっきりとした印象の建物でした。
玄関を入り、まっすぐ進むとメインリビングがあります。アアルトが手がけた数々の家具が配置されています。
リビングには、ヴィンテージのアアルトベースがさりげなく、飾られています。
中庭からは、明るい日差しが入ってきます。こんな空間で寛いだら気持ちが良さそうですね!
1階のアトリエスペース。
貴重な建築資料が展示されていました。
書斎スペース。
2階は寝室や子供部屋など、よりプライベートな空間になっています。
チェア402が並べられた2階のリビング。家族団らんにぴったりな空間です。
2階にあるゲストルームのカーテンは、自らがデザインしたSIENAのファブリック。
初めて訪れた場所なのに、どこか落ち着いた気持ちになる空間でした!
家具や、ファブリックなど「暮らし」を豊かで楽しくしてくれる物を
大事にしているところや、物を大切にし、良い物は後世に引き継いでいく文化。
性格は、シャイな人が多いけれど、みんな親切に対応をしてくれるところなど
いつ訪れても気持ちがいいなと思います。
今回の旅を通じて、フィンランドの魅力を改めて感じることができました。
帰国をする頃には「次は、いつフィンランドに行こうかな?」と考えていた旅でした。
(渋谷モディ店店長 ミヤハラ)
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■フィンランドトリップ2016
vol.01 買い付けに行って来ました&吉祥寺本店で「北欧マーケット」を開催します!
vol.02 アアルトデザインを訪ねて -アトリエ編-
vol.03 アアルトデザインを訪ねて -自邸編-